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園の活動

園のおたより

平成28年5月2日発行てつなぎ


風薫るさわやかな季節です

 新緑の美しいさわやかな季節になりました。 新しい環境になり1か月。子どもたちは保育園での生活にも慣れ、今では、自分の居場所もわかり、新しい担任にも親しみを持ち始め、安心して甘える姿や明るい笑顔が見られるようになり、ほっとしています。外に出ることも多く、園庭で遊んだり、友達と手をつないで園周辺の散歩に出かけたりして楽しんでいます。

 年長になったきりん組の子どもたちは、当番活動 を張り切ってやっています。小さい子どもたちへのお世話係もあり、毎日の活動を通して、小さい子どもたちへの思いやりやいたわりの心が育っているようです。また、年長としての自覚も芽生えています。

 一年中で一番さわやかな時期。遠足や散歩、自然に触れて遊ぶ中で、一人一人の発見や驚きに共感しながら、保育者や友達とのかかわりを深め、もっともっと保育園生活が楽しくなるようにしていきたいと思います。

 この季節は、戸外遊びの好きな子どもたちを一層活発にします。しかし、遊びに慣れるにしたがって、怖いもの知らずと興味のおもむくままに、突進することがありますので、事故のないように十分気をつけていきたいと思います。

5月の行事予定
11日(水) 春の遠足
12日(木) 絵の教室
16日(月) 防犯訓練
17日(火) 避難訓練
18日(水) 英語教室
19日(木) 発育測定(未満児)
眼科健診(13:30〜)
20日(金) 誕生会
24日(火) 耳鼻科健診(13:30〜)
26日(木) 歯科健診(10:00〜)
27日(金) 絵の教室
30日(水) 英語教室
保育参加とクラス懇談

6月17日(金) 以上児…午前10時〜11時30分 未満児…午後2時〜3時30分 です

※中部学院大学の学生2名が5月30日(月)〜6月11日(土)まで、保育実習のためクラスに入ります。よろしくお願いします。

毎朝の元気チェック

毎朝、登所前に健康観察をしましょう。一日を元気に過ごすために、おうちで気になることがあればお知らせください。

  • せき、鼻水、便の状態に変わりはありませんか?
  • 熱、目の充血、湿疹などの症状はありませんか?
  • 顔色、機嫌はよいですか?
  • 朝ごはんはしっかりたべましたか?
  • 昨夜は、よく眠っていましたか?
こどもの日

「こどもの人権を重んじ、 こどもの幸福をはかるとともに、 母に感謝する」

 「こどもの人権」という言葉が使われているように“こどもの日”には「子供」という字があてられるのではなく、「こども」という字で表記されています。それは、子どもは7歳までは神様の預かりもの、とされていたので神仏への「お供え物」などの「供え」「供する」という意味の常用漢字の「供」を使用し、「子供」と表記されていましたが、供という漢字は「大人の手下」という感じがする…という声とこどもにも読めるということから、この字があてられるようになりました。
 子どもたちは未来です。私達大人は言葉だけの問題ではなく、本当の意味での「こどもの人権」や「こどもの幸福」について、考え、実現していかなければならないのだと思います。

児童は、人として尊ばれる
児童は、社会の一員として重んぜられる
児童は、よい環境で育てられる  
(児童憲章1951.5.5)

平成28年5月2日発行てつなぎ


保育園における食育について…

 保育園における食育は、現在をもっともよく生き、生涯にわたって健康で質の高い生活を送る基本としての「食を営む力」の育成に向け、その基礎を培うことを目標としています。そして、楽しく食べる子どもに成長していくことを期待し、以下の5つの子ども像の実現を目指しています。

@お腹がすくリズムのもてる子ども

A食べたいもの、好きなものが増える子ども

B一緒に食べたい人がいる子ども

C食事づくり、準備に関わる子ども

D食べたいものを話題にする子ども

子どもの姿から

@子どもたちの毎日の生活の様子から、いっぱい遊んだ子どもたちからは、「お腹がすいた!」という言葉がよく聞かれます。また、給食室から美味しい匂いが漂ってくると、「今日は何の給食」「お腹がすいた」という子も見られます。

A給食室では、彩に配慮した調理に心がけています。目で見て「美味しそう」、「食べてみよう」と思えるようにしています。

B保育園では皆でそろって給食をいただきます。美味しいものを食べているときの子どもたちの笑顔はとっても素敵です。ご家庭ではどうですか?時々、「朝ごはん食べてこなかった」なんて言う声が聞かれ、悲しくなります。ぜひ一緒に食事をとる習慣をつけていただきたいです。

C保育園では、給食当番があり、エプロンをつけてお手伝いをしています。また、年長になると、キッズトントンと言って調理体験も行っています。ご家庭でも機会をとらえて一緒に食事作りや準備をお願いしてみてください。

D食べ物のことを話している時の子どもたちの目はきらきらと輝いています。保育園でも、いろいろな機会をとらえ、食への関心が持てるようにしています。

5月11日は遠足です。お弁当の準備をお願いします。
子どもが食べやすい分量

 お弁当箱は子どもに合った大きさを選びましょう。幼児では300mlくらいが適切な大きさです。ふだん、食卓で使っている子ども茶わん1杯分を目安にして、 お弁当箱の中でごはんと、おかずが5:5の割合になるように。食べる量には個人差がありますので、いっぱいに詰めて食べきれる子もいれば、そうでない子もいます。 お子さんに合った量を詰め、「食べきれた」という嬉しい気持ちを育めるようにしましょう。