園のおたより
平成28年3月1日発行
こんなにおおきくなりました
月日の経つのは早いもので、いよいよ進学進級を目前にした「総仕上げの月」になりました。
先日の発表会には大勢の方に参観いただきありがとうございました。大勢の方の前で一生懸命、見事に演じてくれる姿に一年の成長を感じていただけたことと思います。0歳から6歳までのそれぞれの発表から、年齢による成長がありありと伝わってくる発表会だったと感じています。練習の中でも自己を主張したり、表現方法を工夫したり教え合うことで仲間との関わり方、協調性の大切さなども学んでいたのではないでしょうか。当日の発表に胸が熱くなったのは保護者の皆様も同じだと思います。成長の喜びを共有できたことを嬉しく思います。翌日には、「おかあさんに褒めてもらったよ」と、嬉しそうに話してくれる子の姿もありました。
もうすぐ卒園、進級
3月は卒園式という大きな行事があります。お別れ会も予定しています。こうした行事を経験する中で、自分の成長に気づかせ、今まで身に付けてきた基本的生活習慣の確立をさらに一層確実なものに、また、それぞれの成長を認め、励ましていきたいと思います。
季節の変わり目、健康に留意し、就学や進級への不安と期待に揺れる子どもたちの心を優しく支えていただき、新しい生活を楽しみに、期待を持って待つことができるように、ご家庭でのご協力をよろしくお願いします。
今月のねらい
- 一人一人の体調に留意し、天気のよい日は戸外で元気に遊ぶことができるよう配慮する。
- 春の訪れに気づき、身近な自然に親しみを持ちながら、戸外で伸び伸びと遊べるよう環境づくりに配慮する。
- 進級することに期待を持ち、友達と一緒に園生活を楽しむことができるよう様々な遊びを用意する。
3月の行事予定
1日(火) | キッズトントン(きりん組) |
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2日(水) | キッズサッカー(きりん組) |
3日(木) | ひなまつり会 |
7日(月) | 絵本を楽しむ会 |
8日(火) | 絵の教室(きりん組) |
10日(木) | 防犯訓練(たんぽぽ班による訓練) 新入園児健康診断(13:15〜) |
11日(金) | 誕生会 |
14日(月) | 英語教室 |
15日(火) | 避難訓練 |
16日(水) | 発育測定(未満児) |
17日(木) | お別れ遠足 |
18日(金) | ぞうさんクラブ交通安全教室 (市交通指導員の方に指導をしていただきます。) |
20日(日) | 春分の日 |
21日(月) | 振替休日 |
23日(水) | お別れ会 |
28日(月) | 卒園式 |
29日(火) | 終了式 |
平成28年度入園・進級式 4月2日(土)
ピーちゃんがいない…
2年前に、保育園に突然舞い込んできたピーちゃん。
「ピーちゃん、ピーちゃん」とみんなに可愛がられてきましたが、2月12日未明、亡くなりました。「ピーちゃん何処行った?」「死んじゃった?」「病気だった?」と寂しそうに話していました。保護者の方からも「ピーちゃんに癒されたのに…」と声をかけていただきました。
パパごめんね(子どものエピソードから)
ある土曜日のこと、玄関での会話から。(両親そろって迎えにきてくださいました。)
Sくん…「パパ、朝はごめんね。」
パパ …「・・・なにが?」
ママ …「朝、パパの携帯でゲームをやってたことだよ」
パパ …「いいよ」
Sくん…「ありがとう」
Sくんは、パパの了解を得ずに勝手にゲームをやっていたことを気にしていたようです。迎えにきたパパを見るなり、自分の口から「ごめんね」と謝っていた様子を見て胸が熱くなりました。
(私達大人は、つい「ごめんなさいは!」と要求しがちです。自分の気持ちに折り合いをつけ、謝りたいと思う気持ちになるまで待つことの大切さを教えられたエピソードでした。
一年間ありがとうございました。
この一年、いつも温かいご支援、ご協力ありがとうございました。父母の会役員の皆様をはじめ、地域の皆様のお力をお借りして保育を進めることができました。様々な人との出会いや楽しさを味わい充実した一年を送ることができました。感謝の気持ちでいっぱいです。職員一同心よりお礼申しあげます。
平成28年3月25日発行
卒園おめでとう
行きつ戻りつしていた天候もようやく確かなものになり、春らしい季節になりました。きりん組の21名の子どもたちの巣立つ日も間近になってきました。初めて保育園の門をくぐった日、泣いてお母さんから離れられなかった子、時には保育園に来るのを嫌がって朝の忙しい時に困らせていた子、いろいろと思い出されることがあるかと思います。きりん組の子どもたちはこの1年驚くほどの成長を見せてくれました。これまでの道のりには、いろいろな心の葛藤があったことは言うまでもありません。一人一人が泣いたり笑ったり、ケンカしたり保育者に心の内を聞いてもらったり抱きしめてもらったりしながら、自分の力でいろいろなことを乗り越えてきました。子ども同士お互い影響しあい育ちあって成長してきたことはとても素晴らしいことです。
一人ではできないこともみんなで力を合わせるとできるようになりました。小学校へ行っても友達を大切に思うそんな子でいて欲しいと願っています。
ぱんだ組、うさぎ組、りす組、あひる組、ひよこ組の子どもたちもそれぞれ進級します。一年の成長は本当に大きいものがあります。一歩一歩着実な歩みができるよう私達職員一同一緒に見守っていきたいと思います。
お別れ遠足 3月17日(木)
以上児クラスはちょっと遠出して、八ツ草公園まで出かけました。公園では、大型総合遊具で遊びました。「〇〇ちゃん、一緒に滑ろう」と、年長児が年少児の子と手をつないで滑り台(二連)を滑る姿や、傾斜のきつい滑り台に挑戦する子の姿も。最初は怖がってなかなか前に行くことができません。「頑張れ!」「大丈夫だよ!」と友達や先生に励まされ、滑り終えると「できたよ!」「こわかった!」と言っていましたが、やり遂げた満足感と自信に満ちた顔を見ることができました。持って行ったおにぎりは、他のクラスの友達を見つけて一緒に食べることにしました。どの子もすぐに友達を見つけ好きな場所に座って、おにぎりをいただきました。「おいしい」「かわいいでしょ」とおにぎりをほおばりながらの会話も弾んでいました。「あー楽しかった」とどの子も疲れているものの、いい表情で楽しかったことを話していました。おにぎりや水筒の準備ありがとうございました。
あーしあわせ!
お別れ遠足のときや、お別れ会食でひよこ組さんと一緒に給食を食べたときのHさんのことばです。満面の笑みで本当に幸せそうでした。見ているこちらも幸せになりました。素敵な思い出ありがとう。
生活発表会のアンケートから
たくさんのアンケートを寄せていただきありがとうございました。あいにくの雨模様での開催でしたが、優しいまなざしでお子さんを見守ってくださっている姿がとても印象に残っています。会場がぎゅうぎゅう詰めでご迷惑をかけることにもなりましたが、とても素敵な発表会だったと思います。
ひよこ組
・保育園に入って初めての発表会、どうなることか心配したが、頑張っている姿を見ることができた。・我が子の成長した姿を見ることができ嬉しかった。衣装もとても可愛かった。・他のクラスの発表を見て、うちの子もあんなことができるようになるのかと楽しみになった。
あひる組
・成長を感じることができた発表会だった。・衣装もとても可愛かった。・会場が狭いかなとは思ったが、子どもがいつもの場所でできることは安心感にもつながると思った。・家でも何度もやって見せてくれた。
りす組
・親を見つけて喜び、元気に演技する姿が可愛かった。・この1年の成長を感じることができた発表会だった。・練習が始まったころから家でもやっていた。・カーテンコールのようなものがあるとよかった。
うさぎ組
・子どもの成長を感じることが出来る発表会だった。・自分のクラス以外の出し物も楽しく見ることができた。・昨年よりもしっかりとしていて、堂々とステージに立つ姿に成長を感じ嬉しく思った。子どもの楽しそうな姿を見ることができた。出来ないことばかりに目を向けがちだが、得意なことや楽しんでいることにもっと目を向け、伸ばしてあげる努力をしなければと思った。
ぱんだ組
・毎日の楽しい練習の様子が目に浮かぶほど子どもたちの生き生きとした姿を見ることができた。・お休みの子もいる中で最後まで頑張っている姿に感動した。自分たちでキャスティングを考えただけあって役を気に入っている印象をうけた。・優先席の移動もスムーズだった。
きりん組
・保育園最後の発表会、子どもも親も楽しみにしていた。・周りの様子や状況を見ながら演じる姿に成長を感じた。楽器、歌、劇と年長らしい姿を見ることができた。・子どもが一生懸命頑張っている姿を見ることができた。・子どもたちの練習の様子が目に浮かぶようだった。見ている側も達成感を味わうことができた。
その他、会場が狭い、もっと演目を増やしてほしい(未満児)などの意見もありました。保護者の方にとっては、広いところで、成長した姿をご覧になりたかったことと思います。園としては、子どもたちが慣れている場所でできることが一番かなとも思っています。また、月齢の低い子にとって負担にならないようにとの思いで、第一部の演目は考慮させて いただきました。クラスの先生からこれまでの取り組みについて聞くことができてよかったと、私達保育士にとって嬉しい意見も頂戴しました。毎回出ることですが、駐車場のことも意見が寄せられています。いずれにしましても、いただいた貴重なご意見は次年度、できる範囲で考慮させていただきたいと思います。ありがとうございました。