園のおたより
平成29年7月1日発行
◇夏を元気に過ごそう!◇
楽しいどろんこ遊び!
子どもたちは、水や土、砂、どろんこが大好きです。
子どもたちは本能的にそうした遊びを「楽しい、気持ちいい」と感じているようです。先日も、どろどろの水溜りに入って寝転んだり、足をばたばたさせたりして泥はねを楽しんでいる子がいました。
その表情は本当にキラキラ輝いてとても素敵でした。
また、水道のまわりには子どもたちが次から次へとやってきて、ジョウロやカップに水を入れて、花に水遣りをしたり、砂場まで運んで遊び出したりする子の姿がありました。服が濡れても気にせず、心ゆくまで水遊びを楽しんでいます。時に、溢れんばかりに水をいっぱい出しで慌てていた子どもたちも、自分で体験したことを次に生かせるようになり、蛇口のひねり方も水の出し加減も上手になってきました。
(この時、周りの大人はじっくり見守り待ってあげることが大切です。つい、止めなさい!もったいない!なんて言葉を発しがちですが…)
7月の行事予定
3日(月) | プール始め、なかよし会 |
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4日(火) | おもしろ科学教室(父母の会主催) |
5日(水) | 英語教室 |
7日(金) | たなばた会 |
11日(火) | 防犯訓練 |
15日(土)〜 8月31日(木) |
たいせつなひと図画展 (アクティブG、うさぎ組、ぱんだ組、きりん組が出展します) |
17日(月・祝) | 海の日 |
19日(水) | 避難訓練 |
20日(木) | 発育測定(未満児) |
21日(金) | 誕生会 |
25日(火) | 運動教室 |
31日(月) | 1年生同窓会 |
水、土、砂、泥んこ遊びで育つもの…
@ 子どもたちの身も心も開放し、「本来の自分」を表に出しやすくする。そして、
「思いっきり遊んだ」と言う満足感も得られる。
A さまざまに形を変えて遊べる素材、自分のイメージに合わせて遊ぶことができる素材、
崩したり、作ったりを繰り返す中で、想像力(思い描く)や創造力(工夫して作り出す)、
集中力、忍耐力などを養う基礎を身につける。
B 健康な体作り、五感が育つ。
C 仲間、集団ができやすくなる。
D 自己肯定感が育つ
お子さんと手をつないで帰りましょう
保育園の門を開けて帰るとき、お子さんが一人先に車の所まで走っていってしまうという光景を最近よく見かけます。保育園では、危ないことを具体的に話し、注意をしておりますが、保護者の方も帰るときは大人が門を開けてお子さんと一緒に安全確認をして、大人と手をつないで車までいくことを教えてあげてください。
こんな言葉使っていませんか!
- 「何度言えば分かるの!」(ブーメラン攻撃)
- 「だから言ったでしょ!」(ハンマー攻撃)
- 「あんたなんかいないほうがいい!」(ミサイル攻撃)
最近言葉の暴力が氾濫していると、研修でお話を伺いました。命令口調に偏る傾向にあるようです。子どもと一緒に決めていく同意形成の形をとるといいそうですよ。
保育参加、クラス懇談ありがとうございました。
お忙しい中、都合をつけて参加いただきありがとうございました。
特に今回は、各クラスとも、親子での触れ合い遊びをしました。満面の笑みを浮かべ嬉しそうな表情の子どもたちやお母さん方の姿を目にすることができとても嬉しかったです。
お子さんの保育園での元気な様子、友達との遊びの様子、家庭では見られないしっかりとした態度に安心された方も多かったようです。懇談では、保護者の方同士の交流の場として、子育ての悩みが共有でき有意義な会になったようです。いただいた貴重なご意見は今後の保育の参考にさせていただきます。今後もより充実した生活がおくれるよう努力していきたいと思います。
平成29年7月1日発行
食中毒に関するはなし・・・
食中毒は一年を通じて発生しますが、6月から9月にかけてもっとも多く発生する時期となります。これは、高い気温と湿度のため、食べ物が痛みやすくなることと、暑さのために抵抗力が落ちてしまうことが原因と考えられます。
食中毒予防の三原則と予防のポイント
細菌をつけない
@ 石けんを使ってきちんと手を洗いましょう。
A まな板、包丁は最初だけでなく、肉や魚を切った後もよく洗いましょう。
細菌を増やさない
@ 調理した後は時間が経つほど菌が増えやすくなるので、すぐに食べるようにしましょう。
A 買った食材は、冷蔵庫にしまうなどして、正しく保管しましょう。
細菌をやっつける
@ 肉や魚は中心までしっかり加熱する。
A 肉や魚、卵を使った後の調理器具は洗剤で洗ってからさらに、熱湯をかけて殺菌すると、
より効果的です。
給食室では、こんなことにも配慮しています!
- 加熱した食材の温度を測定しています。(中心温度計で90℃1分以上の加熱を徹底しています。)
- 生野菜は出しません。
全ての野菜には、焼く、煮る、茹でるなど火を通しています。 - 手洗いの徹底
食品を触ったらその都度手を洗い、ペーパータオルを使って拭きます。また、アルコール消毒もしっかり行っています。
夏野菜の栽培はじめました
園舎東側にプランターを利用して、ミニトマト、ナス、
きゅうり、ピーマンなどの夏野菜の栽培を始めました。小さな苗木ながらもミニトマトは、小さな実をつけ赤くなるのが待ち遠しそうです。
そばにやってきては、座り込んで「これなあに」と聞きにくる子どもたち。
「赤くなったら食べたいな」と心待ちにジョウロに水を汲んでは水遣りに精を出しています。そのほかにも、ツルムラサキ、十六ささげなども栽培中です。
栽培を通して・・・
- 変化していくことの驚き
- 発見することの楽しさ
- 不思議と感じる好奇心
- 思いやりの心を育む
先生ぼくトマト食べたよ!
H:「先生、Hトマト食べたよ。」
母:「プランターで育てたミニトマトをHが食べたんですよ」
身近に育つ野菜を自分で収穫していただいて、とってもおいしかったようです。
園で栽培している夏野菜、苦手な子もいるようですが、みんなで栽培し、収穫することで食べられる子が一人でも増えればと願っています。